2016年8月24日水曜日
快適な食卓のために
家を新築するといろんな家具を新調しますが、選ぶときに特に気合が入るのがダイニングのテーブルと椅子ではないでしょうか。
ほぼ毎日使用し、家族みんなが同時に使い、体を預けるもの。
タンスに体を預けることはないし、ベッドはパーソナルなものだし、ソファ一つに家族同時に座ることはありませんが、ダイニングセットには様々な要求が課せられます。
だからダイニングテーブルと椅子選びはぜひ慎重に取り組みたいのです。
テーブルと椅子のセットを選ぶ場合、座って違和感がなければ問題ないでしょうが、テーブルだけを新調したり、テーブルと椅子を別々に揃える場合はそれぞれの高さが合っているかをチェックしなければなりません。
このテーブルの高さと椅子の座の高さの差は「差尺」と言いますが、この差はダイニングテーブルであろうと座卓であろうとほぼ一定で、270mm前後が快適に食事できる差尺と言われます。
差尺が300mm以上になると背伸びして食事しなければならない感じになるし、250mm以下になると窮屈になる。もちろんそれぞれの体格によっても微妙に異なりますが、快適な食卓の差尺は270mmくらいと覚えておけば間違いないでしょう。
写真のテーブルは創オリジナルのダイニングテーブルです。脚は鉄で造り、天板はタモの集成材にしましたが、天板は他の材料を使うこともできます。
また、石巻出身の家具作家がつくる『木のしごと樹々』のテーブル、椅子のオーダーもお受けしています。テーブルと椅子の高さも指定できるので使いやすさは折り紙付きです。
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