2013年10月8日火曜日

冬じたく








自宅前に積まれた木材の山。
これは自宅と創の家の建築現場で生まれた端材です。

数cm角から1mをこえる木材までバラバラ。
そのため細かい端材はカゴに入れていますが、その数すでに16。
不揃いの細かい端材はまだあるので、すべてを入れようと思うとカゴは20をこえてしまいます。

で、この端材をどうするかといえば、すべて薪ストーブの燃料になります。

薪ストーブって薪代が大変でしょ?
と聞かれますが、こうして端材をいただいてくれば燃料代はかかりません。

調湿性や香り、肌ざわりが良いとか、手入れ次第で長く使えるとか、このブログでは無垢材の良さを紹介していますが、端材も燃料として使えるのも魅力。

ちなみに、合板や新建材は化学物質を含むので薪ストーブには厳禁です。

さて、現場で生まれる端材はスギやヒノキがほとんどですが、針葉樹は空気層が多く材質が比較的柔らかい。ゆえに燃えやすいという特長があります。

一般的に薪材として売られているのは、ナラ、クヌギなど広葉樹ですが、それらは堅いゆえに燃えにくい。ただし、着火すれば長い時間をかけて燃えます。
パッと火がついてあっという間に燃え尽きるスギとは比べものになりません。

薪ストーブユーザーは、広葉樹に目がないのですが、そればかりじゃ燃料代がかかりすぎる。そうした意味でも建築端材を使うのはエコでお得な選択なんです。

いよいよ薪ストーブのシーズンになってきました。
自宅前に積まれた端材でひと冬越せるのか?それより前に薪棚をつくって薪を整理しなければ。。。

そんな不安を覚え始めた先週のこと、うれしいプレゼントが届きました。

大きめの段ボール8箱にみっちり詰め込まれた薪材。しかもケヤキです。

これならゆっくりゆらゆら燃える炎を長く楽しめるでしょう。



はたして8箱のケヤキの薪はどれくらいもつのか。
大事に使わねばと思う秋の日です。


自宅のストーブ「morso」購入のおまけでいただきました

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